「男の料理って、どこかロマンを感じますよね」
その昔、某女性編集者に言われたことがある。
男の料理にはロマンがあって、女の料理にはロマンがない?
男が打つ蕎麦にはロマンがあって、女が打つうどんにはロマンがない?
「だって豪快ですものね、男の料理って」
再び三度、女性編集者はヨイショをするのだが、
その真意がよく分からない。
たしかに日曜日にパパが作る料理は豪快だ。
だって材料費も手間も豪快にかけるんだもの。
金と時間さえ惜しまなければ、女だろうと男だろうと
ロマン溢れる豪快な料理が作れる。
しかし台所を見てくれ。作ったら作りっぱなしじゃないか。
後片づけ(ここにはロマンがないか?)が苦手だから、
汚れた鍋と食器がうずたかく積まれている。
この洗い物、いったいだれがやるんですか?
料理にはうまい料理とそうでない料理の2種類しかない。
男も女も関係ないのである。
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