ボクが冗談半分に「実は戦中派なんです」というと、
「えっ? たしか昭和27年生まれと聞いてますが……」
と、みな訝しげな顔をする。
半分冗談とは言ったが、国際法上からすれば、
ボクは正真正銘の「戦中派」にカテゴライズされる。
なぜか? 日本が国家主権・独立を回復した
サンフランシスコ講話条約の発効(1952年4月28日)以前
(2月生まれ)に生まれているからである。
講和条約が発効する前までは「戦争状態」が継続しているわけだから、
ボクが「戦中派」を名乗っても何ら不都合はない。
何度もいうが、ボクは「東京裁判」(1946.5~)なんてとんだ茶番だと思っている。
裁判の根拠はGHQ(Go Home Quickly〈とっとと失せろ!〉の略です)
が公判直前にこしらえた極東軍事裁判所条例という一片の文書に過ぎず、
おまけに裁判官と検事がハナからグルになっているのだからお話にならない。
だいいち、前年の8月15日には日ソ中立条約を一方的に破棄したソ連が、
千島列島から北方領土へと侵攻を継続していた。その火事場泥棒の
ソ連が、いけしゃあしゃあと東京裁判の検事席、判事席に座っているのだから
これを茶番と言わず何といおう。
しかも日本将兵ら数十万人を連行し、極寒の地シベリアで酷使するという
明白な国際法違反を犯している。その犯罪国家が厚顔にも
我らを前に正義のお裁きを行う、というのだから笑わせる。
ハレンチ国家はソ連だけではない。東京裁判中、イギリス、フランス、
オランダによるアジアへの再侵略も〝同時進行中〟だった。
日本はアジア「諸国」を〝侵略〟した、とされているがこれは間違いだ。
当時の東アジアには、中国、タイの他はアメリカ、イギリス、フランス、
オランダなどの植民地しかなかった。独立国家ではなく、欧米諸国の
〝領土〟だったのだ。日本はこれらの「領土」内に侵攻した。
唯一の国際法学者であったインド代表のパル判事は、
「欧米諸国が自らの帝国主義的侵略行動を歴史に照らせば、
そもそも日本を裁く資格などない」と、日本無罪論を展開した。
しかし多勢に無勢、裁判の名を借りた復讐劇は強引に推し進められた。
戦後60有余年、毎年8月15日が来るたびに、「日本一国性悪説」的な反省を
強いられ、あまつさえ「ドイツに比べ反省が足りない」などとお叱りを受ける。
いったいわれわれは何をどう反省したらいいのだ?
そもそも日本一国だけが反省すれば済む問題なのか?
インドネシアやベトナム、フィリッピン等の独立を手助けした日本が
独り反省し、独立を妨げ図々しくも再植民地化を目論んだ欧米諸国は、
反省どころか自分たちの犯罪に頬被りし、一方的に日本を断罪している。
(勝てば官軍っていうけど、これって、むちゃくちゃアンフェアだよな……)
戦中派のボクとしては、どうにも納得がいかないのである。
♪夏が来ゥれば思い出すゥ……のは「はるかな尾瀬」ではなく、
理不尽な東京裁判と、その自虐的裁判史観に骨がらみで
囚われてしまっているかわいそうな人たちのことだ。
もういいかげんに目を醒ましたらどうなんだ。
「えっ? たしか昭和27年生まれと聞いてますが……」
と、みな訝しげな顔をする。
半分冗談とは言ったが、国際法上からすれば、
ボクは正真正銘の「戦中派」にカテゴライズされる。
なぜか? 日本が国家主権・独立を回復した
サンフランシスコ講話条約の発効(1952年4月28日)以前
(2月生まれ)に生まれているからである。
講和条約が発効する前までは「戦争状態」が継続しているわけだから、
ボクが「戦中派」を名乗っても何ら不都合はない。
何度もいうが、ボクは「東京裁判」(1946.5~)なんてとんだ茶番だと思っている。
裁判の根拠はGHQ(Go Home Quickly〈とっとと失せろ!〉の略です)
が公判直前にこしらえた極東軍事裁判所条例という一片の文書に過ぎず、
おまけに裁判官と検事がハナからグルになっているのだからお話にならない。
だいいち、前年の8月15日には日ソ中立条約を一方的に破棄したソ連が、
千島列島から北方領土へと侵攻を継続していた。その火事場泥棒の
ソ連が、いけしゃあしゃあと東京裁判の検事席、判事席に座っているのだから
これを茶番と言わず何といおう。
しかも日本将兵ら数十万人を連行し、極寒の地シベリアで酷使するという
明白な国際法違反を犯している。その犯罪国家が厚顔にも
我らを前に正義のお裁きを行う、というのだから笑わせる。
ハレンチ国家はソ連だけではない。東京裁判中、イギリス、フランス、
オランダによるアジアへの再侵略も〝同時進行中〟だった。
日本はアジア「諸国」を〝侵略〟した、とされているがこれは間違いだ。
当時の東アジアには、中国、タイの他はアメリカ、イギリス、フランス、
オランダなどの植民地しかなかった。独立国家ではなく、欧米諸国の
〝領土〟だったのだ。日本はこれらの「領土」内に侵攻した。
唯一の国際法学者であったインド代表のパル判事は、
「欧米諸国が自らの帝国主義的侵略行動を歴史に照らせば、
そもそも日本を裁く資格などない」と、日本無罪論を展開した。
しかし多勢に無勢、裁判の名を借りた復讐劇は強引に推し進められた。
戦後60有余年、毎年8月15日が来るたびに、「日本一国性悪説」的な反省を
強いられ、あまつさえ「ドイツに比べ反省が足りない」などとお叱りを受ける。
いったいわれわれは何をどう反省したらいいのだ?
そもそも日本一国だけが反省すれば済む問題なのか?
インドネシアやベトナム、フィリッピン等の独立を手助けした日本が
独り反省し、独立を妨げ図々しくも再植民地化を目論んだ欧米諸国は、
反省どころか自分たちの犯罪に頬被りし、一方的に日本を断罪している。
(勝てば官軍っていうけど、これって、むちゃくちゃアンフェアだよな……)
戦中派のボクとしては、どうにも納得がいかないのである。
♪夏が来ゥれば思い出すゥ……のは「はるかな尾瀬」ではなく、
理不尽な東京裁判と、その自虐的裁判史観に骨がらみで
囚われてしまっているかわいそうな人たちのことだ。
もういいかげんに目を醒ましたらどうなんだ。