「クーリッジ効果」というのをご存知か?
動物のオスには本能的に浮気願望がある(らしい)。
そのことを証明するのによく引用されるエピソードのことだ。
クーリッジとはアメリカの第30代大統領の名前。
このクーリッジ大統領が、ある時、
夫人と一緒に大きな養鶏所を訪ねたと思いねえ。
夫人が農夫にたずねた。「雄鶏は1日に何回交尾するの?」
「1日に12回以上でさあ」農夫が答えると、夫人はすかさず、
「じゃあ、そのことを夫に伝えてちょうだい」
次に大統領が農夫にたずねた。「同じ雌鳥とかね?」
「とんでもねえ、毎回違った雌鳥とやるんでさあ」
農夫が答えると、大統領は得たりとばかりに、
「なら、そのことをしっかり家内に伝えてくれたまえ」
オスの性衝動は、新しいメスの出現によって
劇的に高まる傾向があるという。
そのことをCoolidge effect(クーリッジ効果)
と呼ぶようになったのである。
日本にもこんな言葉がある。
「一盗二婢三妾四妓五妻」
女遊びをする際に、男が興奮するシチュエーションを
高い順にランク付けしたもの(らしい)。
「一盗」とは言わずもがなの他人の女房や恋人を盗むこと。
これは興奮しますな(聞いた話だけど)。
二~四は今の時代にはちと合わない感じ。
そして最後が「五妻」だ。
女房が興奮度ワースト1というのは、
男ならだれもが納得するというか、おそらく有史以来の
不動の定位置というべきでしょうな(と、誰かが言ってた)。
女房族にしてみれば、これほどバカにした話はあるまい。
興奮度が低いのはお互いさまで、あっちが「五妻」なら
こっちだって「五夫」と言ってやりたい。
「そこまで言うなら、一気にランキングを上げてやるわよ!」
ムキになる奥方も出てきたりして……。
不倫をすれば五位から一位へ瞬時にランクアップ。
奥方からすれば大変な魅力だろうが、これも相手あっての話だ。
「歯・目・マラ」のいかれた殿方が相手じゃ、どもならん。
フランスの格言に曰わく。
『禁断の木の実は入れ歯で噛むべからず』
みんな心してね。
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