2010年1月5日火曜日

みそ田楽

正月3日。日帰りで栃木市へ。
栃木市のキャッチフレーズは、
「小江戸とちぎ」と「蔵の街」というもの。

これじゃ、生まれ故郷の川越とそっくりだ。川越も〝小江戸〟と呼ばれ、売り物は蔵づくりの街だ。同じ東武線沿線にある街だから、宣伝文句も同じようなものになってしまうのか。

街を南北に貫く巴波川(うずまがわ)沿いには、
ご覧のような土蔵が軒を並べている。土蔵には倉庫として使う蔵と店舗として使う蔵の2種類があって、後者を「見世蔵(店蔵)」というのだそうだ。栃木市には日本最古の部類に属する見世蔵が残されているという。

山形県鶴岡市内にも「内川」という川が流れている。
鶴岡出身の藤沢周平は、多くの作品の中で、内川を
「五間川」に見立て、架空の海坂藩を舞台に下級武士たちの
哀歓を描いた。

川のある街はいい。水辺にたたずむと、自然と心が和んでくる。


食いしん坊の僕は、名物ジャガイモ入り焼きそば
を食べ、さらに江戸の天明期からつづく味噌蔵の
油伝(あぶでん)味噌で、人気のみそ田楽をほおばった。
写真は厚揚げを串に刺したもの(380円)。
本来なら豆腐を使うのだが、
豆腐屋の正月休みで仕入れができず、急遽、厚揚げが
ピンチヒッターになったという。けっこういける味だった。

さっそくその夜、わが家でもコンニャク、里芋、厚揚げで、
みそ田楽を作ってみた。田楽のダブルヘッダーだ。
酒の肴にピッタリだから、今度わが家で飲み会をする際には、
ぜひ作ってみよう。

僕はどんな料理でも作れるが、
基本的に酒のつまみになりそうな料理が得意だ。
となると、どうしても塩けが強くなる。

とにかく福井名物「鯖のへしこ」みたいに、
殺人的なまでに塩っ辛い肴が好きときてるから、
持病の高血圧にいいわけない。

健康には薄味が一番、というのはわかっている。
だが健康によいものは、たいがい不味いのだ。
健康に生きるか、不健康のままで通すか、
それが問題だ(←ハムレットのつもり)。


0 件のコメント: