昼頃、隣町の駅前で交通違反を犯してしまった。
罪状は横断歩道上の歩行者を妨害したという一時不停止。
減点2で、罰金9000円。これでゴールド免許からブルー免許に格下げだ。
歩行者3名が横断歩道(15m以上と長い)を3分の1くらい渡りかけていたから、
徐行して通過したのだが、途端に「ウーウー」というサイレン。
(えっ、ウソだろ? どこが違反なんだよ)
車を道路の左側に寄せると、若い白バイ隊員が降りてきた。
「免許証をおねがいします」
こっちはもう半分キレかかっている。
「歩行者の鼻先をかすめていったわけでもなく、
十分な距離があったからこっちは徐行して通過したんだ。
それのどこが悪いんだよ」
「歩行者は横断歩道の中程まで来てました」
「いや、渡りはじめだった」
「私はちゃんと見てましたから」
「いったいどこから見てたんだよ。横から見てたら正確な距離感なんかつかめないだろ」
駅前の人混みを前にして、ふたりして大声で怒鳴り合い。
「あのオッサン、ずいぶんがんばってるじゃないの」
通行人たちはみんな面白がって見守っている。
この程度の違反(こっちは認めてない)なら、昔は「次から気をつけてくださいよ」
と大目に見てくれた。が、今はすべてが杓子定規で、目こぼしすることはまずない。
「もしも人を轢いてしまったら、旦那さん(警官は必ずこう言う)の人生はおしまいです……」
白バイのおニイちゃん、図に乗って偉そうな道徳論までぶちはじめたものだから、
「そんなことは百も承知だよ。こっちはおまえさんがオムツをしている頃から車に乗ってんだ。
つまらない講釈なんか垂れなさんな。それより税金でおマンマを食わせてもらいながら、
善良な市民(ボクのこと)を、それも忙しい年の瀬にいたぶって、いったい何が楽しいんだ?
おれなんかより、もっと悪いヤツは他にいっぱいいるだろ。見えないところに隠れていて、
いきなり飛び出してきて捕まえるなんざ、やり方が姑息で卑怯なんだよ。
おれは卑怯なことをする人間が大きらいなんだ。おまえさんだってせっかく警官になった
んだろ、だったらもっと世の中のお役に立つような仕事をしたらどうなんだ、えーっ?」
どっちが警官だかわからない。
こんな凶暴なバカおやじにつき合っていられない、と思ったのだろう、
説教するのをあきらめ、白バイ隊員は反則告知書をせっせと書き始めた。
以前、別の隣町で一時停止違反で捕まった時は、若い警官に向かって
「おまえみたいな男に俺の娘は絶対嫁にやらないからな」←いらねえや、そんなもん!
などと、わけのわからぬ暴言を吐き、
危うく公務執行妨害罪で捕まるところだった。
「……ったくもう、また一時停止違反? いったい何度やったら気がすむの?
あ~あ9000円か、もったいない。罰としてしばらく断酒して反省すること。
もう、ホントにバカなんだから」
愛妻からは温か~いお言葉をいただいた。
明朝、わが小っちゃな町の駅頭に安倍自民党総裁がお出ましになるという。
験(げん)直しにさっそく応援に駆けつけ、安倍ちゃんのご尊顔を拝してこよおっと。
それにしても、交通警官ってやつはほんとアッタマ来る。←それが逆恨みだっつーの!
罪状は横断歩道上の歩行者を妨害したという一時不停止。
減点2で、罰金9000円。これでゴールド免許からブルー免許に格下げだ。
歩行者3名が横断歩道(15m以上と長い)を3分の1くらい渡りかけていたから、
徐行して通過したのだが、途端に「ウーウー」というサイレン。
(えっ、ウソだろ? どこが違反なんだよ)
車を道路の左側に寄せると、若い白バイ隊員が降りてきた。
「免許証をおねがいします」
こっちはもう半分キレかかっている。
「歩行者の鼻先をかすめていったわけでもなく、
十分な距離があったからこっちは徐行して通過したんだ。
それのどこが悪いんだよ」
「歩行者は横断歩道の中程まで来てました」
「いや、渡りはじめだった」
「私はちゃんと見てましたから」
「いったいどこから見てたんだよ。横から見てたら正確な距離感なんかつかめないだろ」
駅前の人混みを前にして、ふたりして大声で怒鳴り合い。
「あのオッサン、ずいぶんがんばってるじゃないの」
通行人たちはみんな面白がって見守っている。
この程度の違反(こっちは認めてない)なら、昔は「次から気をつけてくださいよ」
と大目に見てくれた。が、今はすべてが杓子定規で、目こぼしすることはまずない。
「もしも人を轢いてしまったら、旦那さん(警官は必ずこう言う)の人生はおしまいです……」
白バイのおニイちゃん、図に乗って偉そうな道徳論までぶちはじめたものだから、
「そんなことは百も承知だよ。こっちはおまえさんがオムツをしている頃から車に乗ってんだ。
つまらない講釈なんか垂れなさんな。それより税金でおマンマを食わせてもらいながら、
善良な市民(ボクのこと)を、それも忙しい年の瀬にいたぶって、いったい何が楽しいんだ?
おれなんかより、もっと悪いヤツは他にいっぱいいるだろ。見えないところに隠れていて、
いきなり飛び出してきて捕まえるなんざ、やり方が姑息で卑怯なんだよ。
おれは卑怯なことをする人間が大きらいなんだ。おまえさんだってせっかく警官になった
んだろ、だったらもっと世の中のお役に立つような仕事をしたらどうなんだ、えーっ?」
どっちが警官だかわからない。
こんな凶暴なバカおやじにつき合っていられない、と思ったのだろう、
説教するのをあきらめ、白バイ隊員は反則告知書をせっせと書き始めた。
以前、別の隣町で一時停止違反で捕まった時は、若い警官に向かって
「おまえみたいな男に俺の娘は絶対嫁にやらないからな」←いらねえや、そんなもん!
などと、わけのわからぬ暴言を吐き、
危うく公務執行妨害罪で捕まるところだった。
「……ったくもう、また一時停止違反? いったい何度やったら気がすむの?
あ~あ9000円か、もったいない。罰としてしばらく断酒して反省すること。
もう、ホントにバカなんだから」
愛妻からは温か~いお言葉をいただいた。
明朝、わが小っちゃな町の駅頭に安倍自民党総裁がお出ましになるという。
験(げん)直しにさっそく応援に駆けつけ、安倍ちゃんのご尊顔を拝してこよおっと。
それにしても、交通警官ってやつはほんとアッタマ来る。←それが逆恨みだっつーの!
10 件のコメント:
横断歩行者妨害という自動車交通犯罪行為により、大勢の罪のない市民が犠牲になり、大勢の人間が毎年交通刑務所に収容されています。
横断歩道で歩行者・自転車を優先しなければ、当然、横断歩道歩行者等妨害等違反の交通犯罪行為に該当し、歩行者及び自転車に対して加害すれば、自動車運転手は重大な処罰を受けます。
慎重で堅実な運転が、あなたの未来と市民の安全を守ります。横断歩道を視認したら徐行し、歩行者や自転車を見つけたら停止する。簡単なことです。ブレーキペダルを踏むだけ。それだけなのですよ。
後続車からの追突が怖くて停止しないなどという幼稚な言い訳の方もおられますが、横断歩道歩行者等妨害等の交通犯罪行為及び、横断歩道上での歩行者自転車に対する加害行為で厳罰を受けるリスクを考えれば、横断歩道が目に入ればきちんと徐行し、歩行者自転車を見つけたら停止し、渡り切るまで待つのが、結局のところ、総合的な判断としてもっとも堅実なのです。
横断歩道は本来、弱者最優先の聖域です。その本来の環境を取り戻すため、警察は仕事をしている。交通犯罪者を処罰し、市民を守っている。秩序を守っている。
共に横断歩道本来の安全環境を取り戻すため、尽力してまいりましょう。
また、自動車を購入し、維持するということは、多額の購入費を払ったのち、維持費を払い続けながら、大きな大きなリスクを抱え続ける行為でもあります。自動車は刑務所行きもあり得る凶器であり、それを振り回す=運転するということの本質に気づいて、自動車を手放す人々、自動車を買わない堅実な人々が、今増えています。自動車の要らない地域への移住も、どんどん進んでいる。自動車前提、自動車優先の地域に目を向けると、どんどん人が減り続けている。自動車が住むには快適でも、人が住むには排ガス臭気や騒音、振動、そしてなにより自動車という凶器の我が物顔の往来で危険だからです。自動車により、地域が過酷で劣悪となり、見放されている。自動車とともに見放されている。
だからこそ、自動車優先ではなく、歩行者等優先という本来の秩序、安全環境を取り戻すため、警察は交通犯罪者を捕まえているのです。特に危険な乗り物凶器である、自動車に対しては積極的に。限られた人的リソースもあり、それは合理的でもあります。
横断歩行者妨害で文句を垂れるドライバーがおられるとして、その影には、自動車に怯え警察に自動車取り締まり強化を要請している市民の存在があるということを、認識なさることから始めましょう。
匿名様
いやあ、いっぱい書いていただき恐縮です。
おっしゃることはよーくわかります。
ボクも横断歩道で危ない目に遭ったことが
ありますから、よくわかるのです。
匿名様の正論には反論の余地がありません。
ボクの警官嫌いは筋金が入っていて、
その思いが少しばかり強く出すぎたかも
しれませんね。深く反省しております。
「匿名」さまへ
「そんなこと、誰でも知ってるよん」
(アハハハ)
それより、
「匿名」でコメント書くバカって嫌だねぇ、、、クズで最低。
鬼の首でも獲ったような、、、
重箱の隅を楊枝でホジクルような、、、
正論でも人の気持ちを不快の坩堝に、、、
匿名だから強気でさ、、、
普段は人の目も見て喋れないヤツだよ、こうゆうヤツは。(オレもそう)
もう一度自分の駄文読んでみな、
過ぎゆく時間とともに恥ずかしくなるからさ。。。
名無しの権平
名無しの権平様
まあまあ、みなさん落ち着いてください。
ここはケンカする場ではないので、
冷静にドーゾ←こいつが一番カッとなるタイプ
ボクはマヌケな男で、過去にネズミ捕りで
つかまった回数は数知れず。1週間に2回、
同じ場所で捕まったこともある(自慢してる)。
たぶん警察嫌いはそのためだと思う。
ネズミ捕りという取締法は警察嫌いを
増やすだけで、おそらく違反者は
反省なんかしていない。ウンが悪かった
と思うだけ。あれって、効果ないんですよ。
ボクのブログは匿名だろうと名無しの権平(あんたも匿名だろ!)だろうと歓迎します。
ただ、あんまり長いのは困るな。
労師、官憲の横暴許すまじ、ですな。
しかし、当の本人が「違反」と認めているのか否か、
そこが判りにくいですよ、コレ(さてはワザと?)。
違反ならば大人気ないことしないでくださいよ、労師。
違反でないならば、キップ切らせちゃダメでしょ!
私も過日、一旦停止違反を言いがかられて、口論になりました。
青キップを記入しはじめましたが、「署名しないよ」
「裁判は正式で」「行政処分の取消しも請求するよ」
と言っていたら、警告指導に切り替えようとしました。
私の怒りは頂点に…「オレは命かけて潔白を主張しているのに、
オマエは仕事を楽にするために違反という認識を撤回するのか、
公僕のクセに何様だと思ってやがる。手を抜くなら国賊だ。
テメエのクビをかけてかかってきやがれ」
と言ったら顔をドス黒くして黙ってしまいました。
「一つだけ覚えておいてくれ。保身で妥協したコトを腐されて、
嫌な思いをさせられたオレの顔を覚えておいてくれ。
警官としてその恥辱と嫌な思いを一生忘れずにな」
と言ったら青い顔になってしまいました。
口論っていうのは、相手が死に際まで嫌な思いを抱えるよう、
そういうダメージを与えなければ面白くありませんヨ。
その覚悟が無いならば、口論しちゃいけません(笑)
労様こんばんは。
まさにその金曜日、駅前で物陰に隠れて獲物を狙っている警察官を発見し、ニヤニヤして見てましたところ、トラックがつかまってました。
労様お気を付けあそばせ....。オホホ
女神様
物陰に隠れてあなたを狙っている男だって
いるんですよ。ニヤニヤしている場合じゃ
ないよ。
そのうちひっつかまって、ひんむかれて……
ホホホ
帰山人様
警察官を青くさせたり黒くさせたり……
まったくあなたという人は空恐ろしい。
ボクはいくら何でもそこまで言いませんよ。
で、どうなったんですか結論は。
裁判やった?
それとも罰金払った?
ROUさん、こんにちは。
論理的に筋が通っているからと言って、その結論が「真」であるとは限らないのですよね。
だってその始点が「真」でないかもしれないのですから。
それらしく聞こえることは、たいていの場合「ご都合」でございます。
ホントはもっといい方策があるんでしょうが、まぁ、この60数年で随分様変わりしたんでしょう、この国は。
思うに、我々ってこないだの戦争がおわってから数年経つか経たないでこの世に生を受けとるんですな。
それはさておき、法規を守らぬお前が悪い!といっても弾かれてしまって痛い思いをするのは自分です。
私は車より車輪が二つほど少ない乗り物を使っておりますが、御身大事と四輪とは絶対喧嘩しないように心がけております。
自ずと白い乗り物のお世話にはならずにここ数年を過ごしております。
9000円はともかく、2点は痛いですな。
NICK様
あの連中の世話にならないのは何よりです。
ボクはこの半年で、3回捕まってます。
それもすべて卑怯なトラップに引っ掛かってしまったもの。
うかつと言えばうかつで、
自分のバカさ加減に腹が立ち、
つい凶暴になってしまうのです。
今年も高額納税者でした。
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