2010年4月15日木曜日

愛が世界を救うってか?

鳩山お坊ちゃまのマヌケな顔がますます鼻についてきた。
テレビにあの不気味な、焦点の定まらない、火星人みたいな目をした男
が出てくると、すぐにチャンネルを変えることにしている。日本人はあんな男しか
長に戴けないのか、と思うとほんとうに情けなくなる。

元産経新聞論説委員の花岡信昭氏が、永田町で流行っているという
戯れ歌を紹介してくれた。
《永田町には奇っ怪な鳥が1羽いる。アメリカ人にはサギ、中国人にはカモ
と見られているが、本人はハトだと言っている。しかし日本人にはガンだと
思われている》

何度も言うが、外交というのは、にこやかに握手を交わしながら、
テーブルの下では互いに足を蹴飛ばし合う行為をいう。しかるに、
あの温室育ちのお坊ちゃまは、「友愛」をポリシーに掲げ、テーブルの下でも
足をやさしくからめ、相手の膝小僧を撫でさすりたいと考えている。
この男は、Love will save the world.(愛は世界を救う)――まるで統一教会
のお題目みたいなことを恥ずかしげもなく唱え、世界中の失笑を買っているのだ。

米ワシントン・ポスト紙の人気コラムでは、核安全サミットにからめて、
こんなふうに鳩山のお坊ちゃまをこきおろしている。
《このショーの最大の敗北者は断然、不遇でますます頭のいかれた
(hapless and increasingly loopy)日本の鳩山由紀夫首相だった》

鳩山首相に冠された言葉は、《a rich man's son》というもの。
「ますます頭のいかれた」の評価は、「オバマ政権高官たちの評価」だという。
政権高官の評価がそれなら、オバマの評価も辛口に決まっている。

ああ、だれかこの悲しいピエロを壇上から引きずり下ろしてくれ。
日本の栄誉と、日本人の尊厳を守るために。
 

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