2010年3月22日月曜日

shake it up,baby

広末涼子と矢沢永吉がきらい、という話を書いたら、
ガールフレンドから、「私も蹴飛ばしたいくらい嫌い」
という過激なコメントが寄せられた。

昨夜もNHKテレビの『龍馬伝』の中で、加尾役の広末は、
時代劇だというのに頭のてっぺんからトッポジージョみたいな声を出し、
思いきり白けさせてくれた。俺はいつものようにありったけの罵詈雑言、
苦言怨言、悪たれ口を浴びせ、このぶりっこ女を呪ってやった。

矢沢という男もよくわからない。
コンサートには「ヤザワ教」の教徒数万人が駆けつけるそうだが、
あの男のいったいどこがいいわけなの? 歌はうまくないし、顔とスタイル
は下の部類。振りつけなんかほとんどマンガ(クリス・ブラウンとかアッシャー
と比較したら、ちと酷だけどね)で、自分のことを「ヤザワ」と呼ぶあの
ナルちゃんぶりも気色わるい。

もとヤンキーのアイドルだった、というのはわかる。
還暦過ぎても、一挙手一投足が思いっきりツッパッてるものね。
でもそのツッパリがサマにならないんだよなァ。
まだ〝シェキナベイビー〟の内田裕也とか安岡力也のほうが
可愛げがあるだけマシな気がする。

矢沢は自分のことをマジに「ビッグ」だと思っているのかしら?
いい年の取り方をしてきたと本気で思っているのだろうか?
大いなる勘違いだった、との思いが脳裏をよぎることはないのだろうか?

俺には見てくればかり気にしてる、さえない中年男に見えるんだけど……。
永ちゃんファンには叱られそうだけど、あなたたちの教祖様は
ただひたすら鈍くさく薄っぺらなのですよ。

話変わって、靖国神社のサクラがついに咲いたという。
花より団子で、梅一輪のほうをこよなく愛す俺にとっては、
飲める言いわけが増えただけの話で、格別の興趣もわかないが、
憎まれ口ついでに藤原家隆の名歌を一首添えておきましょう。

   花をのみ待つらん人に山里の雪間の草の春を見せばや

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