「蛮爺's」がついにメジャー(?)デビューした。
ボクと盟友NICK(こっちが〝蛮〟でちゅ)との〝じっちゃんコンビ〟である。
NICKは自慢のハモンドオルガンを、ボクはエレアコ(エレクトリック・アコースティックギター)
を弾きながらのヴォーカル担当である。
会場は熱気でムンムン、というより殺人的な暑さでステージ上に蜃気楼が
立つほどだった。ボクは熱中症にかかる寸前の状態で歌い続け、全9曲を
ぶじ歌い終えた。軽い吐き気もあって、終わった後は腰がふらついた。
たぶんステージ上の温度は40℃近くあったのではないか。ボクは暑さで頭が
クラクラしながらも、必死で歌った。あれはまさしく拷問だった。老人虐待だった。
NICKも相当へばっていた。なにしろ400㌔近いオルガンを家から搬出し、
ステージに上げるだけで大半のエネルギーを使い果たしてしまう。
幸いハネムーンから帰ったばかりの娘婿(元アメフト選手)と、来月からわが
家の居候となるチェコ人(190センチ)の留学生が応援に来てくれたので、
彼らの手を借り(1人は猫の手だったけど……w)、なんとか舞台に運び上げた。
みんな汗だくで、ほとんど放心状態だった。
そんな最悪の状態で45分間、歌い、かつ弾き続けたのだから、倒れなかったのが
不思議なくらいだ。ボクは歌いながらも、半ばやけっぱちになり、楽譜をステージ上に
ぶちまけたり、ギターケーブルを蹴っ飛ばしたりした(←性格が粗暴でわがままなんです、ハイ)。
半死半生・気息奄々の状態だから、自分でも何をやっているのかわからないのだ。
観客には大変失礼をしてしまった。
歌は「カントリーロード」に始まって、「いい日 旅立ち」「時代」「卒業写真」「イマジン」
と続き、「涙そうそう」「駅」(音程が狂いっぱなしでサイテーの出来だった)「メロディー」とつなげて、
最後は「心の旅」で幕にした。自己採点は、80点くらいか。あの暑ささえなければ、
曲の合間に気の利いたおしゃべりだって入れられたのに、熱中症寸前の状態では
そんな余裕などない。とにかく早く終わらせなけりゃ、とそればかり考えていた。
ぶじ終わった後のビールのうまさと言ったらない。
NICKと互いの健闘をたたえ合い、別れた後、わが家は近くの中華料理屋へ
会食に出かけた。ボクたち夫婦と、長女、次女夫婦、フランス人のAlexia嬢、
チェコ人Tomas君の総勢7名である。
そしたら、ほどなくしてNICKと奥方のK子、それと友人らしき人が来店した。
妙な胸騒ぎはしていたのだが、とうとう鉢合わせをしてしまった。
ボクとNICKはよくこの店を利用する。和光市にレストラン・居酒屋は数々あれど、
味のよい店といったらこの店しかない(悲しい町)。考えることはだいたい同じなのである。
生ビールを飲み、紹興酒を飲み、数々の料理を平らげ、いっぱいしゃべり、
いっぱい笑い、熱い夏の1日が終わった。
※追記
動画は『涙そうそう』の一部です。後半ちょっと歌詞をまちがえます。
度の入ってないグラサンをかけ、若者ぶってカッコつけてるから肝心の
歌詞が読めないのです。そのグラサンも汗のせいでどんどん垂れ下がってきます。
※追記の追記
本日(27日)、全曲を網羅したDVDを棟の先輩のHさんからいただいた。
さっそく見てみたが、そのひどいこと。自己採点が80点なんてとんでもない、
どうひいき目にみたって45点ってとこか。ああ、自信なくした……
歌手への道は断念するしかないか(←バカ)。
ボクと盟友NICK(こっちが〝蛮〟でちゅ)との〝じっちゃんコンビ〟である。
NICKは自慢のハモンドオルガンを、ボクはエレアコ(エレクトリック・アコースティックギター)
を弾きながらのヴォーカル担当である。
会場は熱気でムンムン、というより殺人的な暑さでステージ上に蜃気楼が
立つほどだった。ボクは熱中症にかかる寸前の状態で歌い続け、全9曲を
ぶじ歌い終えた。軽い吐き気もあって、終わった後は腰がふらついた。
たぶんステージ上の温度は40℃近くあったのではないか。ボクは暑さで頭が
クラクラしながらも、必死で歌った。あれはまさしく拷問だった。老人虐待だった。
NICKも相当へばっていた。なにしろ400㌔近いオルガンを家から搬出し、
ステージに上げるだけで大半のエネルギーを使い果たしてしまう。
幸いハネムーンから帰ったばかりの娘婿(元アメフト選手)と、来月からわが
家の居候となるチェコ人(190センチ)の留学生が応援に来てくれたので、
彼らの手を借り(1人は猫の手だったけど……w)、なんとか舞台に運び上げた。
みんな汗だくで、ほとんど放心状態だった。
そんな最悪の状態で45分間、歌い、かつ弾き続けたのだから、倒れなかったのが
不思議なくらいだ。ボクは歌いながらも、半ばやけっぱちになり、楽譜をステージ上に
ぶちまけたり、ギターケーブルを蹴っ飛ばしたりした(←性格が粗暴でわがままなんです、ハイ)。
半死半生・気息奄々の状態だから、自分でも何をやっているのかわからないのだ。
観客には大変失礼をしてしまった。
歌は「カントリーロード」に始まって、「いい日 旅立ち」「時代」「卒業写真」「イマジン」
と続き、「涙そうそう」「駅」(音程が狂いっぱなしでサイテーの出来だった)「メロディー」とつなげて、
最後は「心の旅」で幕にした。自己採点は、80点くらいか。あの暑ささえなければ、
曲の合間に気の利いたおしゃべりだって入れられたのに、熱中症寸前の状態では
そんな余裕などない。とにかく早く終わらせなけりゃ、とそればかり考えていた。
ぶじ終わった後のビールのうまさと言ったらない。
NICKと互いの健闘をたたえ合い、別れた後、わが家は近くの中華料理屋へ
会食に出かけた。ボクたち夫婦と、長女、次女夫婦、フランス人のAlexia嬢、
チェコ人Tomas君の総勢7名である。
そしたら、ほどなくしてNICKと奥方のK子、それと友人らしき人が来店した。
妙な胸騒ぎはしていたのだが、とうとう鉢合わせをしてしまった。
ボクとNICKはよくこの店を利用する。和光市にレストラン・居酒屋は数々あれど、
味のよい店といったらこの店しかない(悲しい町)。考えることはだいたい同じなのである。
生ビールを飲み、紹興酒を飲み、数々の料理を平らげ、いっぱいしゃべり、
いっぱい笑い、熱い夏の1日が終わった。
※追記
動画は『涙そうそう』の一部です。後半ちょっと歌詞をまちがえます。
度の入ってないグラサンをかけ、若者ぶってカッコつけてるから肝心の
歌詞が読めないのです。そのグラサンも汗のせいでどんどん垂れ下がってきます。
※追記の追記
本日(27日)、全曲を網羅したDVDを棟の先輩のHさんからいただいた。
さっそく見てみたが、そのひどいこと。自己採点が80点なんてとんでもない、
どうひいき目にみたって45点ってとこか。ああ、自信なくした……
歌手への道は断念するしかないか(←バカ)。
4 件のコメント:
ROUさま、
お暑いなかお疲れ様でした。
たっぷり水分を用意し、冷却するプレーを噴霧しましたが、徒労でございましたな。
来年はミストマシンのせっでぃを検討していただきましょう。
楽器が湿らないくらいの感じのやつ。
出来不出来の話は、夏祭りの無礼講。
でも、いいものあったけどね。(2曲くらい)
後は押してしるべし。
研鑽研鑽。
で、来年もやる?(生きてたらら、お互い)
Nick's B&K
〝匿名〟のNICK様
いやあ、お疲れさまでした。「よくぞご無事で」って感じだね。
毎年、カンカン照りの中で年寄りたちに芸をやらせるわけだけど、
あれ、とっても危険だよね。ステージを日陰にもっていかないと、
いつかきっと事故が起きるよ。客たちだって、かぶりつきは暑い
というんで、みんな木陰に逃げちゃってる。観客だって命惜しいもんね。
ま、ミストマシンの設営も選択肢のひとつだろうね。
ボクはステージを広場の西の端にもっていけば、だいぶ良くなるとは思うけどね。
とりあえず、ぶじに終えることができてよかったよ。
おれたち、なんとか生きてるしね。婿さんと背高ノッポは「もうこりごり」と
思ってるだろうけど、気にしないようにしようね(笑)。
「じじい、ひっこめッ!」というブーイングがなかっただけでもめっけもの。
もし来年やるとしたら、〝電気オルガン〟ではなく持ち運びの楽な〝電子オルガン〟
でお願いします。
嶋中労さま
こんばんは!
目覚めで聴く「なだそうそう」よりも白ワインが空いた今聴く
労さまの「なだそうそう」が心に響きます。
『逢いたくて 逢いたくて 君への想いい・・・』
年を重ねるごとに逢いたくなる人が増える、百姓です。
ありがとうございました。
田舎者さま
『涙そうそう』はいい歌ですよね。
作詞は森山良子。若くして亡くなった兄を偲んで書いたといいます。
ボクの兄はあいにく生きてますから、この数年の間に次々と逝ってしまった
団地の友のために歌いました。友だちは大切です。時に血を分けた兄弟より
大切に思うことがあります。
心に響く、か……そんな歌が歌えたらいいですね。
精進します。
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