2013年10月2日水曜日

100円ライターの〝あゝ無情〟

膝の故障は相変わらずだが、ギックリ腰が治らず困っている。
ふつうは1週間ほどで治るのだが、膝との絡みで腰に負担がきていたのか、
すでに3週間近くになろうとしている。腰を曲げられないから、蒲団の上げ下ろしもできず、
顔も満足に洗えない。一日中コルセットを巻いているから、お腹の肉がはち切れそうだ。

だからといって、横になっているわけにはいかない。
仕事が山積みで、それも大幅に遅れている。
原稿は9月いっぱいまでに書き上げる予定だったのだが、
まだ半分しか書いてない。

それでも毎日20枚(400字づめ原稿用紙換算)は書くのだから、
自分としてはハイピッチで頑張っているつもりだ(自画自賛)。
朝から夜まで机にしがみつき、パソコンとにらめっこ。
腰にいいわけがない。
それでも書き続けなくてはいけないのだから、
物書きなんて因果な商売だ。

春と夏に出版した本は2冊(どちらもゴーストライターです)。幸いにも2冊共に増刷され、
そのうちの夏に出した1冊(ノンフィクション)はすでに8刷目に入っている。
わずか2ヵ月で8刷は嬉しい。アマゾンの売行きランキングの上位にも顔を出している。
ライター冥利に尽きる、とはこのことだ。

今月は別の仕事も入っている。
テレビ関係の仕事で、ディレクターをやってくれと頼まれている。
しかし、まだそっちに時間を割く余裕などない。
原稿書きでアップアップなのだ。

ほんとうはブログの更新などやってる場合ではないのだけれど、
仕事の合間の〝箸休め〟といったところか。
気楽な文章を書くことでかえってリズムが生まれ、仕事がはかどるのである。
「文はリズムです」と師匠の夏彦翁はボクへの葉書にしたためてくれた。
そう、文章はリズムで書く。ボクなりのゆっくリズムで。

今日は台風の影響で朝から雨。
肌寒いような陽気で、短パン半袖はちと寒い(半年間はこのかっこう)。
「風邪だけはひくまい」と朝から気を引き締めている。



←秋の日のヴィヨロンのため息(ハァハァ←檀蜜)の
身にしみて、ひたぶるにうら悲し


 

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