女子マラソンの解説というと、まるで指定席であるかのように増田明美がしゃしゃり出てくる。
わが家はみなこの口先ばかりで中身のないおべんちゃら女がきらいで、
昨日もモスクワで開催されている「世界陸上」のマラソン中継を見ながら、
〝魂の解説者〟の異名をもつ増田のラチもないおしゃべりにつき合わされ、
不快指数はウナギ昇りに。
そのお返しと言っては何だが、それぞれに、
「うるさい!」「おだまり!」「このゴマすり女!」「すっ込んでろ!」
などと、テレビに向かって悪口雑言のありったけを浴びせかけた。
増田明美の解説は、ほとんど週刊誌のゴシップネタと見まがうものばかりで、
マラソンとはおよそ何の関係もない。こっちは今後の展開予想や、
よくも悪くも選手に対するプロらしい的確な批評を聞きたいのだが、
彼女ときたら、
《食の細い福士(加代子)さんに対して、野口(みずき)さんは明日のために
食べようって言ってヒジキを渡したんですね……》←身体にいいもんね
《ママさんなんですよねストラネオ選手(イタリア人、2位入賞)は。
7歳のレオナルド君と6歳のマリアンナちゃんという2人の子どもを持つ
お母さんですけど……》←それがどうしたんだよ!
《野口みずき(途中棄権)さんはフランクフルトで、日本人の美容師さんに
髪を切ってもらったそうです》←あのねぇ……
《キプラガトさん(ケニア人、優勝者)って、自分の子ども2人なんですけども
お姉さんを4、5年前に亡くしてしまって……お姉さんの子どもも養子にもらって
今、4人のお子さんを育ててるんですね。
だから、にぎやかな家族ですよね》←マラソンとどんな関係があるんだよ!
《木崎(良子、4位入賞)さんの走りって、
体の軸がブレずに上下動が少ないから、
リニアモーターカーみたいなんです。
だから後半強いですよね》←「だから~」って論法はないでしょ。
こいつはバカか、とおじさんとおばさん(女房です)は本気で怒りまくった。
増田の解説と称するおしゃべりは、選手の人となり(褒めるばかりで決してけなさない)や
どうでもいいような近況報告ばかりで、時には、「A選手の恋人が……」などと
プライバシーに関わることまで平気でしゃべってしまう。選手に親しみを持ってほしい、
という意図は分からないでもないが、目の前で繰り広げられているデッドヒートと
何の関係もないたわごとを並べられても困るのだ。正直言って、うっとうしいのだよ。
野口がフランクフルトで髪を切っただの、イタリア人選手に2人の子がいて、
それは7歳のレオナルド君と6歳のマリアンナちゃんなのだ、といわれてもねェ
(興味ねーよ、そんなもん)。
おまけに野口が福士に向かって「もっとごはんを食べなきゃダメ」とヒジキを
渡したなんて話が、いったい全体、マラソンとどういう関係があるんですか。
増田は、言っちゃあ悪いが公共のテレビに出てくるようなご面相ではない
(マラソン選手に美人はいないもんな……シミジミ)。
しかし神様は見捨てることなく彼女に妙なる美声を与え給うた。
ウグイス嬢みたいに声だけはいいのだ。みんなあの麗しい声にコロッとやられてしまう。
あの声でトカゲ食らうかホトトギス
増田よ、もうそろそろ解説者の仕事を後進(高橋尚子とか)に譲ってもいいんじゃないの?
あなたの解説が好きという奇特な人もあるだろうけど、死ぬほど毛ぎらいしている人も
いるのですよ。たぶん、あなたは好人物なんだと思う。だからあんまり酷いことは言いたく
ないのだけれど、解説者としての資質は限りなくゼロに近いのだからしかたがない。
あんたの下世話で冗漫低劣な解説につき合わされる視聴者こそいい迷惑なのです。
てェことは、福士(実はお下劣なこいつが一番きらいなんだ)の3位入賞はヒジキのおかげか……
(妙にナットク!)
今夜はわが家も「ヒジキごはん(おいしいよね、これ)」にしよおっと。
←どう見てもラジオ向きの顔。
醜女はきらいじゃないけど、
増田のマラソン解説だけは御免蒙りたい。
お世辞ばかりで真心がないのです
わが家はみなこの口先ばかりで中身のないおべんちゃら女がきらいで、
昨日もモスクワで開催されている「世界陸上」のマラソン中継を見ながら、
〝魂の解説者〟の異名をもつ増田のラチもないおしゃべりにつき合わされ、
不快指数はウナギ昇りに。
そのお返しと言っては何だが、それぞれに、
「うるさい!」「おだまり!」「このゴマすり女!」「すっ込んでろ!」
などと、テレビに向かって悪口雑言のありったけを浴びせかけた。
増田明美の解説は、ほとんど週刊誌のゴシップネタと見まがうものばかりで、
マラソンとはおよそ何の関係もない。こっちは今後の展開予想や、
よくも悪くも選手に対するプロらしい的確な批評を聞きたいのだが、
彼女ときたら、
《食の細い福士(加代子)さんに対して、野口(みずき)さんは明日のために
食べようって言ってヒジキを渡したんですね……》←身体にいいもんね
《ママさんなんですよねストラネオ選手(イタリア人、2位入賞)は。
7歳のレオナルド君と6歳のマリアンナちゃんという2人の子どもを持つ
お母さんですけど……》←それがどうしたんだよ!
《野口みずき(途中棄権)さんはフランクフルトで、日本人の美容師さんに
髪を切ってもらったそうです》←あのねぇ……
《キプラガトさん(ケニア人、優勝者)って、自分の子ども2人なんですけども
お姉さんを4、5年前に亡くしてしまって……お姉さんの子どもも養子にもらって
今、4人のお子さんを育ててるんですね。
だから、にぎやかな家族ですよね》←マラソンとどんな関係があるんだよ!
《木崎(良子、4位入賞)さんの走りって、
体の軸がブレずに上下動が少ないから、
リニアモーターカーみたいなんです。
だから後半強いですよね》←「だから~」って論法はないでしょ。
こいつはバカか、とおじさんとおばさん(女房です)は本気で怒りまくった。
増田の解説と称するおしゃべりは、選手の人となり(褒めるばかりで決してけなさない)や
どうでもいいような近況報告ばかりで、時には、「A選手の恋人が……」などと
プライバシーに関わることまで平気でしゃべってしまう。選手に親しみを持ってほしい、
という意図は分からないでもないが、目の前で繰り広げられているデッドヒートと
何の関係もないたわごとを並べられても困るのだ。正直言って、うっとうしいのだよ。
野口がフランクフルトで髪を切っただの、イタリア人選手に2人の子がいて、
それは7歳のレオナルド君と6歳のマリアンナちゃんなのだ、といわれてもねェ
(興味ねーよ、そんなもん)。
おまけに野口が福士に向かって「もっとごはんを食べなきゃダメ」とヒジキを
渡したなんて話が、いったい全体、マラソンとどういう関係があるんですか。
増田は、言っちゃあ悪いが公共のテレビに出てくるようなご面相ではない
(マラソン選手に美人はいないもんな……シミジミ)。
しかし神様は見捨てることなく彼女に妙なる美声を与え給うた。
ウグイス嬢みたいに声だけはいいのだ。みんなあの麗しい声にコロッとやられてしまう。
あの声でトカゲ食らうかホトトギス
増田よ、もうそろそろ解説者の仕事を後進(高橋尚子とか)に譲ってもいいんじゃないの?
あなたの解説が好きという奇特な人もあるだろうけど、死ぬほど毛ぎらいしている人も
いるのですよ。たぶん、あなたは好人物なんだと思う。だからあんまり酷いことは言いたく
ないのだけれど、解説者としての資質は限りなくゼロに近いのだからしかたがない。
あんたの下世話で冗漫低劣な解説につき合わされる視聴者こそいい迷惑なのです。
てェことは、福士(実はお下劣なこいつが一番きらいなんだ)の3位入賞はヒジキのおかげか……
(妙にナットク!)
今夜はわが家も「ヒジキごはん(おいしいよね、これ)」にしよおっと。
←どう見てもラジオ向きの顔。
醜女はきらいじゃないけど、
増田のマラソン解説だけは御免蒙りたい。
お世辞ばかりで真心がないのです
8 件のコメント:
労師、好き嫌いは別として、勘違いしてはいけません。
昨今の女子マラソン中継は、解説がメインで競技はオマケなんです。
(そう言えば類似の例として、解説が本命で本文はオマケ、
というコーヒー文庫本があったなぁ…)
今回のモスクワ大会でも増田明美は、日本選手の頑張りに
「まさにロシアの歴史にあるペレストロイカですね!」
(横に居た高橋尚子へ悪意を放ちたかったのか、しかし意味不明の)
…名(迷)言を残しているぢゃあないですか!
増田明美の‘マラソンとは何の関係もない’解説、
あれはグラスノスチなんですよ。茶番解説の寸劇を楽しみましょうよ。
それとも、福士の横で「3位の選手」とレポートする‘千葉ちゃん’を
メイン解説にしろ、とでも言うのですか?
私に言わせれば、マラソン中継なんて解説があるから面白いのであって、
試しに無音で画像だけ眺めてみてください、死にそうなくらい退屈だから。
まぁ、一番マシなのは、自分で走ることですよ。全く退屈しないもん。でも、
《帰山人さんはフルマラソンもウルトラトレイルも余興で走っているだけ
なんですよ。だから、それより大事なタバコは手放さないし、珈琲は…》
って増田明美が解説してくれるならば、ケッコウ喜んじゃうかもナァ。
出たぁー!
ついに出たな、帰山人め。
そろそろ出てくる頃かなァと、
心待ちにしていたら、やっぱ出た(お化けかよ)。
例の「本文はオマケ」ってやつね。
帰山人め、このことを一生言い続ける
つもりだな。
ところで、ボクは増田はきらいだけど、
あのキンキン声の千葉ちゃんは大好き。
ちょっと足りないけど天然なんだよね、
あの娘。
「人生は些事より成る」ということであれば、
ヒジキの話をしてもいいのだけれど……
でもやっぱ増田は解説者失格だな。
それにしても帰山人閣下はフルマラソンだって
走れるんだよね。タイムはどのくらいなの?
それを聞くのはヤボ?
神は細部に宿るというから、
ディテールを聞いてみたくなっただけ。
リベリカコーヒー、ありがとね。
美味しかったよ。
いやいや、増田さんくらいで文句言ってちゃぁ・・・蹴球のマツキ某なんざぁ、単なるサポーターであって何一つ蹴球の話はしないですし、老人のカリスマである長島大選手にしても擬音語だけで解説するし・・・
史上最悪の解説者はその昔豪州あたりで行われた五輪の柔道無差別級決勝時のオカダ某です。世界中の多くの柔道家がその刹那、「どっちの技が利いていただろう」と考える暇を与えず「審判がおかしい。あれでは柔道がダメになってしまう。」とまくし立て、世界トップランクの優秀な審判員クレイグ・モナハン氏を極悪人のように評し・・・その尻馬に乗った日本の腐ったメディアのせいであたかも誤審のように語り継がれたあの篠原vsドイエ(仏蘭西)戦・・・
ちなみに蹴球観戦大好きな愚生は、テレビ観戦の際は音を出さずに観ております。もっとも全てのスポーツはテレビで見るより現場で見るに限る・・・(一昨日、これは本当の誤審もあり、アルディージャが五連敗した暑い大宮蹴球場-誰がNack5スタジアムなんて呼ぶもんか!-で悔しがっていた胡塞齋でした。)
言霊師様
篠原vsドイエ戦は誤審じゃないんですか?
ボクはいまでも篠原の勝ちを信じているんですがね。
ところで、小川直也という柔道家がいました。
ボクは彼がきらいでした。
彼の一挙手一投足に日本人としての自覚が
なかったからです。表彰台で首うなだれて
立っていたこともありました。
「顔を上げろ!」
ボクは心の中で叫んでいました。
いくら技が切れ、向かうところ敵無しでも、
その人間性が低劣だと、ボクはガッカリして
しまいます。
結局、教養のない人間はダメです。
無教養な人間は、イザとなると必ず馬脚を
あらわします。小川選手は日本人として
恥ずかしい人間でした。
増田さんは、永六輔の弟子らしい、と阿川佐和子の番組で言ってました。
ナカガワ様
お暑ぅございます。
暑さに負けないように「コラソン」と
「豆香洞」の深煎りコーヒーを飲んで
なんとか凌いでおります。
それと冷えたビールも(笑)。
増田明美が永さんの弟子ですか。
何の弟子なんでしょうね。
永さんの話は少なくとも心の滋養になりそう
ですが、増田女史の話は毒にも薬にもならぬ、
ただのempty talkでありgossipであります。
俗に「塩豆をかじりながら他人の悪口を言う」
のは人生最高の快事、などと申します。
他人を褒めてばかりで貶さない増田女史は、
どうも偽善者っぽくて肌に合わないのです。
ああ、それにしてもあっぢぃですな。
労師、篠原-ドイエは、ドイエの勝ちです。実は、テレビ観戦していて、恥ずかしながらその瞬間は、誤審だと思いました。その後、何度かビデオで見て、「おぉ!このモナハンという審判員は優秀だ。」と感じた次第。「返し技」というのは、実は愚生も得意としていたのでその効果を理解できますが、あの場面、倒れたときの要因はあくまでもドイエの技によるものでした。
それから、小川直也を少しだけ擁護してしまいます・・・確かに品格と教養に問題があるとは思いますが、バルセロナ五輪ではメディアの扱いは酷い物でした。ハハレイシビリに負けて控え室に戻るまでの間に「非国民!」「死ね!」等の罵声が飛び交ったと現場にいた兄弟子から聞きました。実際に翌日の一部新聞には「非国民」の文字があったとか無かったとか・・・そりゃぁ、「象の体に蚤の心臓」でしょうから下向いちゃっても仕方ないですよ・・・
そういえば、昔こんなこと書いてみたりしましたっけ
> http://d.hatena.ne.jp/tonakai7/20060212
> http://d.hatena.ne.jp/tonakai7/20080818
ついでに小川に関してもうひとつ・・・
97年の全日本選手権大会会場を観戦に行った際、小川君は前年優勝しておりながらプロ格闘技へ転向したため、優勝旗返還もさせてもらえず、愚生の2列ほど前の席でおとなしく観戦しておりました。たまたま通りかかった山下が「元気か?」と小川に声をかけ、小川が「いろいろご迷惑おかけしてます。」と頭を下げ、少し会話を交わしていたところを目撃いたしましたが、その時・・・いきなりフラッシュの嵐・・・糞蝿のようなメディアはこの瞬間を待っていたのですね。実は愚生も写りこんでいたのですが、翌日の某スポーツ新聞の一面は「小川、山下に挑戦状」・・・ああ、くだらない(この内容といい愚生のコメントといい・・)
言霊師様
連日のコメント、ありがとうございます。
ボクは金メダルが取れようが取れまいが、
それは気にしません。小川が負けても
それはいいのです。勝敗は時の運ですからね。
負けたからって非国民と罵られたら、
それこそ選手がかわいそうです。
「非国民」という言葉は鳩山とか、河野とか
宮沢などにふさわしい言葉で、日の丸を
背負って頑張った選手に浴びせかける言葉ではありません。
ボクが小川嫌いなのは、
表彰台に立った彼の首うなだれた情けない
態度がガマンならないのです。
「おまえはそれでもニッポン人か!」
と怒鳴ってやりたくなります。
たとえ負けたって顔を上げ胸を張る。
日の丸が掲揚されている晴れがましい場で、
そんなこと当たり前じゃないですか。
その当たり前のことが、彼のような名選手に
もできなかった。雨に打たれた痩せ犬のように
虚ろな目をして悄然と突っ立っているだけ。
蚤の心臓というような問題ではありません。
志操のあるなしの問題なのです。
言霊師さんのおっしゃられたいことは
よーくわかります。
過去の記事も愉しく読ませていただきました。
柔道の話になると、さすがに熱くなりますね。
あっぢぃよー!
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