2015年6月30日火曜日

自衛隊をなめんなよ!

国会の「安保法制」論議がかまびすしい。
といっても、野党の仕掛ける論戦は例によって幼稚そのもので、
いたずらに机上の空論を振りまわすだけだから、
現実とどんどん乖離し、実のある論議がいっこうに進まない。

民主党や共産党、社民党のアンポンタン議員は、この期におよんで、
「自衛官が殺されるリスクが圧倒的に高まる」
などと、おためごかしを言っている。社民党などは、
《あの日から、パパは帰ってこなかった》などと謳った
ポスターまでばら撒き、国民の不安を不必要に煽っている。

そして言うに事欠き、議案にのぼった安保法制に対し、
「なぜ、いまなんだ!」
「拙速だ!」
「とことん審議が尽くされてない」
などとほざいている。

あのねえ、PKOが始まってすでに20年経過してんのよ。
「拙速だ!」と騒ぎ立ててる連中は、この20年間、いったい何していたんだよ!
拙速どころか遅すぎるくらいだろ。

安保関連法案をめぐる審議の中で、安倍首相に「早く質問しろよ!」とヤジられた
民主党の辻元清美などは、阪神淡路大震災の折、
「自衛隊は違憲。自衛隊から食料をもらってはいけません」
などと、被災地でビラを撒き、ひんしゅくを買った女だ。
自衛隊員に対し「税金ドロボー!」と後ろ指をさしていた女が、
こんどは「自衛官のリスクが高まり、場合によっては死者が出るかもしれない」
などと、心配顔をしてみせる。まったく、この女狐ときたら……

たしかにリスクはつきものだ。
でもね、自衛官や警察官、消防隊員の任務には最初から危険がつきものだろ。
それを覚悟で志願し、国民の負託にこたえようとしているのに、
リスク、リスクとは彼らに失礼だろ。自衛隊員の手足を縛ってリスクを高めていたのは、
君たち野党のボンクラ議員ではないか。自衛隊を縛る法制をまっとうなものに変えて
リスクを低減させようというのが今回の法改正の眼目じゃないか。

徴兵制ならいざ知らず、自衛隊は志願制ですぞ。
事におよんでは危険を顧みず、身をもって国民を守るのが彼らの役目なんですよ。
彼らは正真正銘の「軍人」であって、
「海外青年協力隊」などではないのだ



自衛隊をなめんなよ。
いま無理しないで、いつ無理するんだ?
言葉に気をつけろい!》(『pray for Japan』より)

東日本大震災の被災地で活動する自衛隊員が、
「大丈夫? 無理しないでね」と気遣う妻からのメールを受け取り、
返事に書いたのがこの一文である。
泣けてくるじゃないか、この清々しい心意気に。

年間1800万円もの歳費をもらっている野党のバカ議員たち。
国際情勢も読めず、平和ボケが嵩じて脳ミソ(あれば、だけど)が腐臭を放っている。
税金ドロボーのムダ飯喰いはいったいどっちなんだよ!



←こういうポスターをばらまき、
無用の不安をまき散らすのが社民党の常套手段。

2 件のコメント:

木蘭 さんのコメント...

しまふくろうさま、こんばんは。(*^^*)

雨のおかげで外作業がお休みなので、私もお休み。
久々のゆるりとした時間がとれ、とっても喜んでいる木蘭でございます。

かのイランイラク戦争の時、
自衛隊も人道復興支援などでイラク派遣されましたが、
他国の軍に守られながらの活動であったそうです。

自衛隊は日ごろから大変な訓練をして来ています。
でも現憲法では「武力の行使」は許されず、
もし守ってくれている他国の軍人が襲われたとしても、援護することができないと聞きました。

日頃、血を吐くような訓練をしていながら他国の軍人に守られ、
その人たちが攻撃を受けても援護さえできない。

それが大きなジレンマになって自殺した人が何人もいたと聞きました。


現憲法が自衛隊員の生命を危うくしているのです。
日本が攻められた時、武器を使わずに日本を護れっていったって、
そんなの無理。できやしませんて。
その時は護憲派のセンセイ方に一番前に並んでもらい、身体を張って頂きましょう~(笑)

憲法改正は自衛隊自体が望んでいるといっても過言ではないと思います。

もうアメリカに守られなくてもいい「日本」に
いいかげんなってもらいたいものですね。

ROU.SHIMANAKA さんのコメント...

木蘭様
おはようございます。

金槌持ったり、ナタを振るったり、モッコを担いだり……尼さんもお経を読むだけ
ではないんですね。お休みの日は、せいぜい身体を伸ばしてのんびりしてくださいませ。
家が近くなら、日ごと通って木蘭さんのお側に仕えるのですが、いかんせん遠い。
ボクたちは哀しい運命のもとにあります。

さて自衛隊のPKOですが、イラクに派遣された時はオランダ軍に守られていました。
他国の軍隊に守られている軍隊および軍人は、どんな心持ちだと思います?
軍人としての誇りも名誉も、みな打ち砕かれてしまうでしょう。
軍人から「誇り」を剥ぎ取ったら何もありません。

岡田とか枝野とか、民主党には底抜けのバカがうじゃうじゃおりますが、
やっこさんたちを人間の盾にして前線に送りこんだら、さぞ気持ちいいでしょうね。
彼らの泣き叫ぶ醜態が目に見えるようです。

民主党は再び〝徴兵制〟が布かれる、みたいなことを無責任に言いふらしていますが、
いまどき、徴兵制の国なんてありませんよ。志願制に比べ、士気が格段に劣るので、
主だった国の軍隊はほとんど志願制です。それを知ってて、昔の悪夢を思い出させようという
作戦なんですね。実に姑息な手を使います。左翼は昔も今も平気でウソをつき、
とことん卑怯です。

どっちの考えによりリアリティがあるか――安倍自民党と岡田民主党の違いはそこにあります。
共産党も社民党もそうですが、左翼政党はどこも〝夢見るシャンソン人形〟そのもので、
みな夢見がちな眼をしています。要はバカなんです。このバカ議員どもを一網打尽にして
戦場に送りこんだらどんなに素敵でしょう――今夜はこんな夢を期待して眠ることにいたします。