2014年10月8日水曜日

世界一美しい国歌

子どもの頃は「君が代」が好きになれなかった。
荘重ではあるのだが、どこか陰気で、子供心にも「カッコ悪い」と思ったのだ。
それに比べ、アメリカやフランスの国歌は雄々しくてカッコよかった。

いまは違う。「君が代」が世界で一番美しい国歌だと思っている。
スポーツの国際大会などで君が代が演奏されると、思わず居ずまいを正したくなる。
サッカーなどの国際試合で、国歌斉唱時、歌ってるんだか歌ってないんだか、
口の中でモゴモゴやっている日本代表選手をしばしば見かけるが、
そんな時ボクは、テレビに向かって叫ぶのだ。
「こらっ! モゴモゴやってんじゃない! 大きく口を開けて腹の底から声を出せッ!」

韓国・仁川のアジア大会。水泳の「男子リレー400m」で、
日本をおさえて優勝した支那人の孫楊は、試合後にこう発言している。
日本人に勝って気分がいい。正直言って日本の国歌は耳障りだ
おそらく支那人の多くはそう思っているのだろうが、公の場で言うせりふではない。
もし日本の選手が、「正直言って中国の国歌は耳障りだ」などと発言したらどうだ。
在中国日本大使館などは暴徒と化した群衆に十重二十重と取り囲まれ、
おそらく焼き討ちにあってしまうだろう。

 
愛国教育の申し子で、見るからに憎(にく)ていな顔をした孫楊だが、
「イギリス人に勝って気分がいい。正直言ってイギリス国歌は耳障りだ」
とは決して言わないだろう。阿片戦争で支那人の誇りをズタズタに引き裂かれ、
自国領の香港を150年以上も植民地にされたというのに、「女王陛下万歳!」
と歌った「God Save The Queen」はたぶん赦せるのだ。
耳障りどころか、逆に「耳に心地よい」などと言うのかもしれない。

たしかにアメリカや支那、ロシアなどの国歌は愛国心を鼓舞するような曲調で、威勢がいい。
世界で唯一の和音階でつくられた「君が代」は、西洋音階でないだけに、
外国人には耳慣れないところがあるかもしれないが、あえて西洋音階に与(くみ)せず、
東洋の孤高を守ったところが、いかにも日本国らしく、
ボクなどは誇らしさで胸がいっぱいになってしまう。

「君が代」は国歌としては世界一短い歌詞なのだという。
フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」などは全部で7番まである長大なもので、
いちばん有名な1番の歌詞には、
《子どもや妻たちの首をかっ切るために》とか《われらの田畑に、穢れた血を
飲み込ませてやるために》といったような凄惨な歌詞が連なっている。

「日の丸」と「君が代」は血塗られている、などと左翼のおバカさんたちは
お題目のように唱えているが、近現代の歴史を学べばすぐに解るように、
イギリスやスペイン、フランスの国旗・国歌のほうがその数百倍も血塗られている。

ちなみに明治36年、ドイツでおこなわれた「世界国歌コンクール」で、
日本の「君が代」はみごと一等を受賞している。

話変わって、ニューヨークの超高級ホテル「ウォルドルフ・アストリア」が、
支那の保険企業グループに買収されたという。歴代のアメリカ大統領や
昭和天皇までもが宿泊したという由緒あるホテルが、成金チャイニーズに
売却されてしまったのだ(1989年、三菱地所に買収されたロックフェラーセンターを彷彿させる。
成金ニッポンの30年遅れが現在の支那ってとこか)。

ボクは30年ほど前、身のほどもわきまえずこのホテルに泊まったことがある(仕事です)。
まだ景気がよかった頃の話で、着いた時はちょうどハロウィーンの時季だった。
ティファニーにも行ったしブルックス・ブラザーズにも行った(もちろん見るだけ)。
高級レストランで食事もしたっけ。

ああ、盛者(じょうじゃ)必衰の理ことわり)とはいうものの、
権門の末路は哀しいものである(俺のことかしら?)。

何度も言うけど、支那人と朝鮮半島人の心根はひどく貧しい。
言論と報道の自由もないくせに、いっぱし先進国を気取っている
産経新聞の前ソウル支局長が在宅起訴された事実を見よ)。笑わせやがる。
こんなイカレたお隣さんとは金輪際つき合いたくないものだ。





←「日本の国歌は耳障りだ」と発言した孫楊君。
君の尊大なマヌケ面も目障りなんです。

4 件のコメント:

田舎者 さんのコメント...

嶋中労さま

おはようございます。

先日、中国上海に会社ら出向を命じられ3年半が過ぎた
旧友と会う機会がありました。

懐かしい昔話とともに現在の中国の状況を話してくれたのですが
テレビでは毎日、反日を流し、反日を教育しているそうです。

短いと言えども3年半その国柄に染まった様な言葉がでてきましたので
おもわず、反論してしまいました。

反日ということでしか自国正当化するしかない国は間違っている。
普通、他人をいじめればいずれ自分に返ってくるように
その国は崩壊の道をたどるよ。

秋の夜長様々なことを考えさせられます。

お酒がよりいっそう美味しく感じられる季節となりました。
労さま、お大事になさってください。

ROU.SHIMANAKA さんのコメント...

田舎者様
おはようございます。

支那の反日映画に出てくる日本人は、
たいがい軍人だそうですが、血も涙もない
非情な人間ばかりで、暴虐の限りを尽くすそうです。

そんなドラマを1年365日見せ続けられたら、どんな人間だって日本および日本人がきらいになります。これこそが洗脳です。

支那と韓国・朝鮮は国を挙げて反日教育を
やってきました。でもその鬼畜日本に来て
みると、聞くと見るとでは大違い、やさしく礼儀正しい日本人が彼らの目の前に現れます。

学問のある人間は「真実」にすぐ気づきますが、それでも骨がらみの反日思想が消えてなくなるわけではありません。

わが家にホームステイした上海外国語大学の
女性がそうでした。彼女とは歴史認識がそれこそ正反対でしたが、話をするうちにボクの
歴史観にも理解を示すようになりました。

外国人と接するコツが1つあるとすれば、
自分を飾らず、思っていることを遠慮なく
話すことです。「この人はこういう考えを持っているんだな」と相手も解りますから、
その後のつき合いが実にフランクに進みます。

特に支那人は欧米人と同じで、自分の考えを
ハッキリ言います。日本人は親和を築くことに重きを置きすぎて、当たり障りのないことばかり話そうとしますが、かえって誤解を生みますからやめたほうがいい。

田舎者さんのブログを読んでいると、
ボクとの共通点があることが分かりました。
それは「血の気が多いこと」です(笑)。
ボクたちは似たもの同士なんですね。

これからも大いに咆えまくりましょう(笑)。


サム さんのコメント...

嶋中労さま

日本の国歌である「君が代」は、確かドイツ人の作曲だったと記憶します。
江戸時代までは日本には国旗も国歌もなく、また自分達が日本人だとの自覚もなく、ナショナリズムは皆無だった。そこで明治政府が列強に準じて慌てて、国旗と国歌を急ぎ仕事でこしらえ、富国強兵の教育にて日本人であることの意識付けを国民に対して行った。

嶋中様の師匠である山本夏彦氏は指摘されておられますが、「日本人と呼べるのは夏目漱石、広瀬武夫までで、その後の人間は何人なのかまったくわからない。」小生は夏彦翁の意見に組する者です。

日本国内が嫌中、嫌韓に包まれていることは理解しております、うちの中学生の息子ですら嫌中、嫌韓です。
しかし、小生にはそれに同意は出来ません。何故なら日本にて嫌中、嫌韓を煽っている輩は、米国の利益の為に動いている犬ころのような奴等だからです。

嶋中様を非難したわけではありません、念のため。

嫌中、嫌韓、嫌露は米国の利益に直結して、日本には何の利益もないことに、多くの人が気が付いて頂きたいだけなのです。

サミュエル・ジョンソンの言葉を送ります。

Patriotism is the last refuge of a scoundrel.

「愛国心はならず者の最後の拠り所である。」

嶋中様、別に嫌韓は大いに結構です、今後も大いに吠えて下さい。

ROU.SHIMANAKA さんのコメント...

サム様
おはようございます。

「君が代」がドイツ人による編曲で、
古来よりある日本音階でつくられている、
というのは知っておりました。

それと、嫌中・嫌韓がつまるところ米国を利する、という事実も確かにあるかと思われます。米国のいちばん理想とするところは、
日中韓が互いに争い合うことですから。

ご存知のように、米国の軍需産業は肥大化しております。オバマ政権が軍事費を削減するのは望ましくないわけです。では民生転用を
図るか? いやいや、そんな悠長なことを
やっているより、むしろ紛争をつくり出して
武力行使したり武器輸出するほうがはるかに
儲かります。

紛争があれば、紛争当事国の双方に武器輸出ができる――「死の商人」たちは常にこう考えます。昔からずっとそう。歴史は繰り返しているのです。

サミュエル・ジョンソンの言葉はボクも
引用しています(本ブログ内「よっこらしょっ党」参照)。ボクは愛国心をもったならず者です(笑)。これからもよろしく。