2014年11月1日土曜日

老人よ、からだを鍛えておけ!

永年悩まされていた腰痛がウソのように治まった
以前は、朝起きるとすぐにコルセットを巻き洗面台に向かっていた。
そうしないと持病のギックリ腰が再発しかねないからである。

いまはコルセットともおさらばし、前屈も中腰姿勢も平気の平佐になった。
重いものを持ち上げる際に脳裏をかすめていた緊急アラームの警報音も消えた。
どうやら十数年越しの腰痛から解放されたようなのだ。

理由は単純明快だ。腹筋と背筋の強化、それと体幹を徹底的に鍛えあげたおかげである。
左膝を悪くして以来(変形性膝関節症)、毎日、リハビリを欠かさないようにしているが、
その延長で腹筋や背筋、体幹を鍛えるようになった。

トレーニングの前には、まず軽く柔軟体操をし、身体をほぐす。
次に両足首に1キロ(その後、1.5キロ、2キロとアップ)のアンクルウエイトを巻きつける。
基本的には、家にいる間中、ずっと巻きつけたままで、
ついこの間までは就寝中もウエイトをつけたままだった。
さすがに寝る時は外すことにしたが、それ以外はずっと〝足枷〟をつけている。
もちろん腹筋と背筋のトレーニングもウエイトをつけたままでおこなう。

膝のリハビリには太もも、すなわち大腿四頭筋(だいたいしとうきん)を鍛えるのが
一番とされている。太ももの筋肉をつけることで、大腿骨を上に吊り上げ、
脛骨(けいこつ)との摩擦を少なくするという理屈である(軟骨がすり減っているから)。

ボクがよくやるトレーニングは椅子に座って脚上げをする運動だ。
左右の脚を交互に上げ、数十秒間そのままにしたり、上げ下ろしを数十回繰り返したりする。
ボクは1キロのアンクルウエイトの他に5キロのダンベル用ウエイトを足首にぶら下げて
これをやる。つまり片脚に、合わせて6キロの負荷がかかる計算だ。これがけっこうきつい。

この筋トレをやると、同時に腹筋も鍛えられる。
6キロの重しを足首にぶら下げ、交互に10回ずつ上げ下げをする。
この運動を何セットも繰り返すのだから、太ももと腹の筋肉は悲鳴を上げる。
何事にも極端に突っ走る性格で、おまけに自虐趣味もちょっぴり持ちあわせているから、
めきめき効果が上がり、いまでは細身のジーパンをはくと、太もも部分が
パンパンになってしまう。筋力トレーニングの効果絶大というわけだ。

一般に60歳過ぎると筋肉がつきにくくなるといわれているが、
それでも筋力トレーニングを欠かさなければ、それなりのマッチョな肉体は
獲得できるし、維持もできる。腹筋・背筋、それに体幹を鍛えておけば、
スイミングでも如実に効果が出てくる。身体がぶれないため直線的に効率よく泳げ、
タイムもいくぶん縮まるのだ。

膝がいかれ、持病のギックリ腰にも悩まされていた時期は、
(もう昔みたいに跳んだりハネたり走ったりはできなくなっちゃうのかな……)
と目の前が真っ暗になったものだが、筋トレのおかげで人工関節のお世話に
ならずに済みそうだし、うまくすれば今一度跳んだりハネたりができるかもしれない。

露出症と勘違いされかねないから、裸の写真はお見せできないが、
クリスティアーノ・ロナウドの〝割れ腹筋〟を思い浮かべてもらえればいい。
ほぼボクの鍛え抜かれた肉体とイメージが重なるからだ(プッ)。

ウソだと思ったら、プールサイドまでお越しくださいな。
「クリスティアーノ・ロナウド」もミケランジェロの「ダビデ像」も真っ青の
とびきり美しい肢体がそこにありますから。





←この顔にボクの顔を重ねるだけでいい。
いや、ボクのほうが数段美しいな……(プップッ)


photo :blog-imgs-47.fc2.com



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