「うちのカレーは40数種のスパイスがブレンドされてます!」
こんなキャッチコピーがあると、
(きっと本格的なカレーかも)と、素人はついふらふらと店の扉を開けてしまう。
そして食べ終わったあとに思うのだ。
(なんだ、ふつうのカレーじゃん……)
東京カリ~番長の水野仁輔は言っとった。
「スパイスの数は多ければいいってもんじゃない。あんまり数が多いと、
互いに個性を打ち消し合って、結果的に何の変哲もない凡庸な味に
なってしまうんだ。インド人は多くて4~7種類くらい。ボクなんかたった3種で
個性豊かなカレーを作れるよ」
ボクも番長の弟子(不肖だけどね)だから、師匠の言うことはよ~く分かる。
実際試してみて、すでに実証済みだ。さて通称〝赤缶〟と呼ばれている
S&Bのカレー粉は約35種類のスパイスがブレンドされている。この赤缶は
日本ではロングセラー商品で、この赤缶に匹敵する商品はいまだ出ていない。
なぜか? 味と香りが平均化され、誰にでも好まれる香味に仕上がっている
からである。つまりは〝凡庸な味〟だからこそ幅広い層に支持されている。
個性が強い人は万人に愛されない、とよく言われる。
アクが強いために敵味方がはっきり分かれてしまうからだ。
ボクなんかその典型で、口も性格も悪いから味方より敵のほうが断然多い
(自慢すんな、そんなもん!)。
どうしたら万人(ボクの場合は蛮人に好かれる)に好かれるようになるかといえば、
人間のカドを削って円くなればいい。八方美人的に誰にでも笑顔をふりまき、
鳩ポッポにエサなんぞをやって人畜無害の善人を装えばいいのだ。
その間、自分の尖った個性はグッと押し殺す。
「百珈苑」でお馴染みの、滋賀医科大の旦部幸博博士が面白い話を聞かせてくれた。
「昔は、酸味の強い豆と苦味の強い豆、アフリカ産の豆に中南米産の豆と、
個性派をいろいろ混ぜる〝ブレンド論〟が流行りました。でも、混ぜれば混ぜるほど
味が平均化され、無難な味になってしまった。誰にでも好まれる味かもしれないけど、
何と言いましょうか、面白味がないんですよね」
関連話として旦部先生が披露してくれたのがこれ。
●世界各国の女性の平均的な顔一覧(画像)(下記参照)
各国の女性の顔を平均化すると、どの国の女性も〝美人〟になってしまう
という面白いデータだ。これもカレーやコーヒーと同じで、平均化すると凡庸だが、
誰にでも好まれる味(顔)になってしまうという一例。
旦部先生、遠慮がちに曰く。
「たしかにみんな美人です……でも、味わいとか面白味には欠けますね」
味わいも面白味も要りまッせん。美人であれば何でもいいんです(笑)。
ボクの好みは、ロシア人でしょ、ポーランド人でしょ、それとギリシャ人もいいな…。
どっちかッつーと、愁いを帯びた顔が好みなんだ(誰も聞いてねェつーの)。
他には……いや面倒くせェ、棚ごとぜ~んぶください!(売り物かよ!)
←女性は平均化すると美人になるという。
世の女性の皆さま、ミキサーで攪拌され、
平均化されてください。美人であれば
み~んな引き受けます(中韓以外だけど)。
ところで、韓国女性が〝整形ブレンド〟だから
それなりに美人というのは分かるけど、
日本女性はちょっと見劣りがするな。
ボクの気のせいかしらね。
こんなキャッチコピーがあると、
(きっと本格的なカレーかも)と、素人はついふらふらと店の扉を開けてしまう。
そして食べ終わったあとに思うのだ。
(なんだ、ふつうのカレーじゃん……)
東京カリ~番長の水野仁輔は言っとった。
「スパイスの数は多ければいいってもんじゃない。あんまり数が多いと、
互いに個性を打ち消し合って、結果的に何の変哲もない凡庸な味に
なってしまうんだ。インド人は多くて4~7種類くらい。ボクなんかたった3種で
個性豊かなカレーを作れるよ」
ボクも番長の弟子(不肖だけどね)だから、師匠の言うことはよ~く分かる。
実際試してみて、すでに実証済みだ。さて通称〝赤缶〟と呼ばれている
S&Bのカレー粉は約35種類のスパイスがブレンドされている。この赤缶は
日本ではロングセラー商品で、この赤缶に匹敵する商品はいまだ出ていない。
なぜか? 味と香りが平均化され、誰にでも好まれる香味に仕上がっている
からである。つまりは〝凡庸な味〟だからこそ幅広い層に支持されている。
個性が強い人は万人に愛されない、とよく言われる。
アクが強いために敵味方がはっきり分かれてしまうからだ。
ボクなんかその典型で、口も性格も悪いから味方より敵のほうが断然多い
(自慢すんな、そんなもん!)。
どうしたら万人(ボクの場合は蛮人に好かれる)に好かれるようになるかといえば、
人間のカドを削って円くなればいい。八方美人的に誰にでも笑顔をふりまき、
鳩ポッポにエサなんぞをやって人畜無害の善人を装えばいいのだ。
その間、自分の尖った個性はグッと押し殺す。
「百珈苑」でお馴染みの、滋賀医科大の旦部幸博博士が面白い話を聞かせてくれた。
「昔は、酸味の強い豆と苦味の強い豆、アフリカ産の豆に中南米産の豆と、
個性派をいろいろ混ぜる〝ブレンド論〟が流行りました。でも、混ぜれば混ぜるほど
味が平均化され、無難な味になってしまった。誰にでも好まれる味かもしれないけど、
何と言いましょうか、面白味がないんですよね」
関連話として旦部先生が披露してくれたのがこれ。
●世界各国の女性の平均的な顔一覧(画像)(下記参照)
各国の女性の顔を平均化すると、どの国の女性も〝美人〟になってしまう
という面白いデータだ。これもカレーやコーヒーと同じで、平均化すると凡庸だが、
誰にでも好まれる味(顔)になってしまうという一例。
旦部先生、遠慮がちに曰く。
「たしかにみんな美人です……でも、味わいとか面白味には欠けますね」
味わいも面白味も要りまッせん。美人であれば何でもいいんです(笑)。
ボクの好みは、ロシア人でしょ、ポーランド人でしょ、それとギリシャ人もいいな…。
どっちかッつーと、愁いを帯びた顔が好みなんだ(誰も聞いてねェつーの)。
他には……いや面倒くせェ、棚ごとぜ~んぶください!(売り物かよ!)
←女性は平均化すると美人になるという。
世の女性の皆さま、ミキサーで攪拌され、
平均化されてください。美人であれば
み~んな引き受けます(中韓以外だけど)。
ところで、韓国女性が〝整形ブレンド〟だから
それなりに美人というのは分かるけど、
日本女性はちょっと見劣りがするな。
ボクの気のせいかしらね。
10 件のコメント:
しまふくろうさま、こんばんは。
お盆が終わり、ほっとしている木蘭でございます。
先日は~テンコ盛りのお褒めの言葉をありがとうございました(笑)
「やってみせ、いってきかせてさせてみせ、ほめてやらねば人は動かじ」は山本五十六様のお言葉。
最後の「ほめてやらねば人はうごかじ」の「ほめる」ということってとても大切なものですよね。
褒められると~がんばろうって気持ちが働きます。やる気が出ます。
私も木に登ろうかなと庭木を見上げてみたりしています(笑)。
ブレンドされた顔、ほんとうに美人さんばかりですね(*^^*)
でも比較的現代は、ブレンドせずとも美人が増えているように思います。
ただ私には、
みんな同じような顔に見えてしまいますが(^_^;)
同じようなお化粧や髪型、そしてファッション。
奇抜でなくとも、その人に合ったものが一番自身を美しく見せるものなのでしょうにね。
ROUさん、こんにちは。
やっぱり先人は偉大ですな。
見事に言い当ててますから。
「美人は三日で飽きる、ブスは三日でなれる」
お後がよろしいようで。
ちゃんちゃん。
木蘭様
こんにちは。
たぶんお盆やら何やらでお忙しいのだろうな、
と思っておりました。
お疲れさまでした。
木蘭さんのお声を聞かないと、
なぜかお通じが悪くて(笑)、
これでスッキリいたしましょう。
さて本日は朝早くから病院に行っておりました。数週間前から左膝の調子が悪く、
いくぶん歩行が困難だったからです。
レントゲンを撮ったら、半月板が損傷どころか、すり切れていて影も形もありませんでした。激しい運動をやりすぎたからでしょうか。
水も溜まっていたので、太~い注射器でたっぷり抜きました。
こんなの初めてです。来週はMRI検査でより詳しく診るそうです。
いよいよボクもポンコツになっちゃいました。
木蘭さんといっしょに木登りがしたかったのに、ちょっとムリかも。
ところで木蘭さんのお顔はブレンド顔
ではありませんね。いや、不美人というのではありませんよ。とっても美人です。ただ、
そんじょそこらの美人ではなく心の美人でもある。
自分らしく生きること。
簡単なようでなかなかむずかしい。
今日までずいぶんと馬齢を重ねてきましたが、
ようやく分かりかけたことがあります。
身の丈に合った、自分らしい生き方をすればいい――60年経って会得したことがこれでした。
嬉しいやら悲しいやら……(笑)。
木蘭さん、たまにはその気になって庭木に
登ってくださいな。いつまでもお転婆心は
忘れないでください。褒め甲斐がなくなります。
NICK様
するってーと、NICKさんのばやいは、
30年間もずーーーーーーーっと飽きっぱなし
のわけね。美人だもんね、かあちゃんは。
実はボクも若い頃のガールフレンドは
超がつくくらいの美人ばかりでした(マジに)。
美人って、意外と男友達がいないんです。
「カレシいるに決まってるよな」
と勝手に判断して、近づかないからです。
そんなわけで、美人ばかりとつき合っていたんですが、やはり3日で飽きるんですな。
人に見せびらかすには最高ですが、
10分も話すと飽きちゃう。たまたまそんな人
ばかりだったのでしょうが、中身がないんです。カラッポ。
で、女房を選びました(笑)。
このコメントを読んでいないことを
祈ります。怖いよ~。
ROUさん、
今、通報しときました。(嘘)
確かにわたしは「メン食い」でございます。
なんにせよ、ちょっとアルデンテ、ちょっとコシがあるくらいが長く味わうには良いようで、飽きるということはございません。
それよりROUさん、メガネ替えたようが良いかと。
NICK様
アルデンテねェ……芯残りが好みなんだ。
蓼食う虫も何とかというから、
世の中、捨てる神あれば拾う神ありだね。
英語では、
That one will not another will.
というのだそうです。
眼鏡を換えろって、
ボクの好みが可笑しいわけ?
ロシア人やポーランド人、
あっ、アゼルバイジャン人もいいな。
NICKさんの趣味とは
かちあわないから安心してね!
ボクは面食いだから(麺食いではないぞ!)。
老先生こんばんは
わたしはやはり、ジゼル・ブンチェン様級の
容姿でないと、美人とは言えないと思っています。中身はどうでもいい。
きゅうりに赤缶のカレー粉と醤油入れて和えると美味しいですね~~
麩まんじゅう様
姫様、むかし『琴姫七変化』という連続ドラマ
がありました。松山容子主演の時代活劇です。
この〝七変化〟を若い人は〝ななへんか〟と
読みます。さびしいです。
姫も登場するたびに〝ナナ変化〟するので、
困ってしまいます。そろそろ1つの名前で
落ち着かれたらいかがですか。
ジゼル・ブンチェンはたしかに美しい。
でもボクの好みではないな(関係ないけど)。
ボクは陰のある女が好きなんです。
姫にもカゲがありますね。
こんど一緒に影踏みしましょう。
しまふくろうさま、おはようございます。
お通じはよくなりましたでしょうか(笑)。
おやまぁ(>_<)。
膝の痛みは辛いですね。
私達は「正座」が主なので、膝を痛めるととても大変なことになってしまいます。
膝にきているということは、
腰も痛めていらっしゃるのではありませんか。
どうか心も体もご無理のないようお過ごし下さいね。
いつか膝がよくなられたあかつきには~一緒に木登りを致しましょう。
それまで~庭木でのぼる練習していますから(笑)。
身の丈にあった、自分らしい生き方。
様々な経験があってこそ初めてみつけられるものだと私は思います。
一生かかっても見つけられない人だって沢山いるのですもの。
しまふくろうさまご存じの写真は~プロの方が撮ったもの。
その中でもできのいいものが掲載されているので~本物はたいした顔ではありませぬ(笑)。
買い物している時、三歳くらいの男の子が近づいてきて、じっと私を見つめたあとに一言。
「アンパンマンみたい」(笑)。
それにあまりほめられてしまいますと、
庭木での練習だけでは~とうてい足りなくなってしまいます(笑)。
木蘭様
おはようございます。
いろいろご心配いただき恐縮です。
来週、MRI検査を行いますが、
たぶん半月板が相当いかれていると思われます。靱帯断裂を幾度もやってますしね。
正座はもう10年くらい前からできません。
それにしても「アンパンマンみたい」は
よかったな(笑)。うちの長女もアンパンマン
そっくりで、こどもの頃によく似ている
といわれていました。
ボクは〝ニャンちゅう〟に似ている
といわれます。今回、コメントを寄せてくれている「麩まんじゅう」さんが指摘して
くれたんですが、たしかにテレビを見たら、
ボクの笑い顔がニャンちゅうそっくりです。
最初は「にゃんちゅうこと言うねん!」
と反発を感じましたが、
よーく見るとなかなか愛嬌のある味わい深い
顔をしています。
昔は草刈正雄そっくり、などといわれた男も、
いまは落ちぶれて猫とネズミのブレンドみたい
な顔といわれてる。
これも人生ですね。
ニャンちゅうとアンパンマン。
仲良く手を取り合って木登りしましょう。
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