2013年6月19日水曜日

慰安婦は高給取りだった

慰安婦問題についてはずいぶん書いた(こんな辛気くさいこと、本当は書きたくないのだけどね)。
韓国・朝鮮人が難クセつけたがるのなら分かる。しかしその尻馬に乗って、
わが同胞までもが「女性蔑視」だ「人権侵害」だといきり立つのはいただけない。
なぜいただけないのか? 歴史ってものがまるで分かっていないからである。

今日の眼をもって昨日を論ずるなかれ――
これはボクの師匠・山本夏彦のことばだが、似たようなことを多くの人が言っている。
これは大事な原則だ。当時、慰安婦はたしかにいた。というより、売春婦は世界最古の職業
といわれ、今だって〝ソープ嬢〟などと呼ばれる遊女がいるし、「援助交際」の名の下に
春をひさぐ女子高生もいる。つい最近まではトルコ風呂という慰安所が至るところにあり、
それ以前は吉原や玉の井、洲崎といった赤線地帯がいっぱいあった。しかし昭和31年に
「売春防止法」が制定され、33年にはついに赤線が廃止されることになった(名目上だけどねw)。

欧米ではどうか。何かというと道徳家ぶった説教を垂れたがる先進国どもだが、
〝あっち〟のほうも先進的なのか、売春を合法化している国は意外と多い。
●デンマーク……1999年、18歳以上の売春が合法化
●オランダ……2000年、16歳以上の売春が合法化。アムステルダムには、
例の〝飾り窓の女〟がいっぱいいるし、立ちん坊(街娼)だっている。
●ドイツ……2002年、売春を合法化。売春合意年齢は21歳から。ベルリンだけでも
売春宿が700軒、売春婦はドイツ全土で40万人いる。合法化したことでドイツ政府は
ちゃっかり「sex税」まで徴収している。

いずれにしろ、ボクが6歳までは「赤線」は官許で公認されていた。つまり、戦時中は
「公娼制」が厳として存在していたのである。慰安婦というのは、いってみれば
公娼制がそっくりそのまま戦地に移行しただけのもので、なぜ慰安所をつくったかというと、
兵隊が現地の女性を強姦陵辱しないようにするためだ。それと性病防止が主たる理由である。
戦場の性と慰安婦の問題はどこの国の軍隊も抱える深刻な問題で、
それにはいろいろなタイプがある。

日本などは「慰安所併設型」タイプで、アメリカ軍は「自由恋愛型」タイプ(ものは言いようだ)、
旧ソ連や韓国(ベトナム戦争での実態を見よ!)などは「現地調達型」あるいは「強姦レイプ型」
タイプなどといわれているから、現地の女性たちにしてみれば、日本式の慰安所併設型
タイプが一番安心できるだろう。

当時合法だったものを、現在の視点(価値観)から野蛮だ、不当だと謝罪や補償の対象と
するのは法の常識に反している。当時日本は貧しかった。東北などでは貧しさゆえに娘を
売る家が多かった。日本に併合された朝鮮も同じで、40円そこそこで親に売られる娘たち
が後を絶たなかったのである。彼女たちは戦地に行って慰安婦となり、得た収入を親元に
仕送りして形ばかりの親孝行をしていた。哀しい現実である。

そのことに対して女性差別だ、人権無視だと訴えてもしかたがないではないか。
豊かになった現在のわれわれが、人権意識も希薄で貧しかった時代の日本人を
裁く権利があるのか。それに法の常識にも反している。
何度も言うが「法律不遡及の原則」というのがある。
《実行時に合法であった行為を、事後に定めた法令によって裁いてはならない》
とする近代刑法の大原則である(←それを破ったのが極東軍事裁判だった)。

戦前の朝鮮半島で発行されていた新聞には「月収は300円以上」とする慰安婦募集の
広告(写真参照)がいくつもあった。当時の将校の月給が70円(戦地手当を入れても90円)、
兵士の月給が10円以下の時代だから、その待遇のよさがわかろうというものだ。
強制連行を主張する歴史無視のおバカさんたちは、慰安婦を「性奴隷sex slave」
などと呼んでいるが、こんな高給取りの奴隷があるものか。
もし本当なら、ボクだって娘たちを売り飛ばしている。いやその前に、
〝慰安夫〟として自ら進んで応募しているだろう(おまえみたいな醜男を誰が買うか!)。
このことを裏づける資料がアメリカ国立公文書館にある。その公式文書はこれだ。
●http://texas-daddy.com/comfortwomen.html

そもそも奴隷と呼ぶこと自体が失礼千万なことで、当時の慰安婦たちを侮辱するものだと
いうことに気づいていない。愚かな連中である。アメリカのおバカな議員たちも旧日本軍の
慰安婦問題を批判しているが、いったいどこまでマヌケで恥知らずな連中なのだ。

昭和20年9月8日、アメリカ占領軍の第一騎兵師団が焼け野原の銀座に進駐してきた。
そこで日本人は初めてジープというものを見る。焼け残ったビルは次々と接収され、
いまの「和光」ビルはPX(米兵専用の店)となり、「松屋」もPXとなった。「松坂屋」は
地下一階から地下三階まで「オアシス・オブ・ギンザ」という名の慰安所になった。
そこで400人の大和撫子たちが表向きはダンサーの名目で肌身を汚していたのである。
これらはすべてGHQの命令だった(米国のバカ議員たち、もっと歴史を勉強してね!
 あんたたちの父親世代は日本人慰安婦にたっぷりお世話になったかもしれないのだから)。

♪ ああ、それなのに、それなのに、ねェ~(歌ってる場合か!)

一方、韓国人は愚かにも「女子挺身隊=慰安婦」だと勘違いしている(いや、むしろ確信犯か?)。
日本人もいっしょになってそう信じているのだから、まさに「無知は罪なるか」である。

女子挺身隊と慰安婦はまったくの別物で、前者は工場などで勤労奉仕する
女子勤労員の自主的組織のことである。ボクの母も戦時中は川越郊外(上福岡)にあった
「火工廠(かこうしょう)」に駆り出され弾薬製造に携わっていたと言っていたから、
へたをすると勤労女子学生までもが慰安婦と勘違いされてしまう。
〝身を挺する(自分の身を犠牲にして投げ出すの意)〟という言葉が誤解を生むのか、
無知というのはまったく恐ろしいものである。

この不毛な問題にふれるのは、ほんとうに疲れる。
何? 韓国人との賢いつき合い方だって? 
声をからし委曲を尽くしても、彼らはまったく分かろうとはしない。
初めから分かろうという気などないのだ。
虚勢ばかり張った〝夜郎自大〟の国は「無視」するのが一番。
(↑韓国に最もふさわしい四文字言葉は「事大主義」と「夜郎自大」「外華内貧」であります)
ボクは最近、「韓国」の二字を見るだけでイライラしてしまう。
〝ウソで固めた国〟は必ず歴史からしっぺ返しを受けるだろう。




←慰安婦の募集広告。
前払いは3000円まで可とある。
この新聞広告を見ても、「強制連行」など
なかった、ということが理解できるだろう。
慰安婦たちは家を数軒建てられるくらいの
貯金ができたといわれる。それでもなお、
日本政府から補償金を搾り取ろうとするのか。
誰が入れ知恵をしたかは知らないが、
年寄りをさらし者にして、罪深いものだ。







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