3.11以降、涙腺がゆるみっぱなしで、始末に困っている。
新聞の被災ドキュメントを読んではもらい泣きし、
テレビでは、いっぺんに家族5人を失ったという老漁師の、
気丈に嗚咽をこらえている姿を見ては涙ぐんでいる。
岩手県宮古市の昆愛海(こん・まなみ)ちゃん(4)が、
行方不明のママに手紙を書くという。
『ままへ いきてるといいね おげんぎ(原文ママ)ですか……』
と、ここまで書いて疲れてしまったのだろう、
すやすやと寝入ってしまった。
その無邪気で愛くるしい姿が紙面に載っていたが、
このときも、熱いものがこみ上げてきて、
とうとうその先まで読み進められなかった。
元来、〝こわもてクール〟をキャッチフレーズにしてきた
つもりなのに、なんという不覚悟。
そして追い打ちをかけるかのように、母の入院と痴呆の発症。
肉体の衰弱ならまだいい。しかし精神の脱落となると、言葉がない。
母が壊れてしまった日の夜、遠いむかしの、
まだ若くて、元気できれいだった頃の母のことを想い、
蒲団の中で泣いた。
愛海ちゃんのママ、
いきてるといいね。
生きていてほしいね……。
新聞の被災ドキュメントを読んではもらい泣きし、
テレビでは、いっぺんに家族5人を失ったという老漁師の、
気丈に嗚咽をこらえている姿を見ては涙ぐんでいる。
岩手県宮古市の昆愛海(こん・まなみ)ちゃん(4)が、
行方不明のママに手紙を書くという。
『ままへ いきてるといいね おげんぎ(原文ママ)ですか……』
と、ここまで書いて疲れてしまったのだろう、
すやすやと寝入ってしまった。
その無邪気で愛くるしい姿が紙面に載っていたが、
このときも、熱いものがこみ上げてきて、
とうとうその先まで読み進められなかった。
元来、〝こわもてクール〟をキャッチフレーズにしてきた
つもりなのに、なんという不覚悟。
そして追い打ちをかけるかのように、母の入院と痴呆の発症。
肉体の衰弱ならまだいい。しかし精神の脱落となると、言葉がない。
母が壊れてしまった日の夜、遠いむかしの、
まだ若くて、元気できれいだった頃の母のことを想い、
蒲団の中で泣いた。
愛海ちゃんのママ、
いきてるといいね。
生きていてほしいね……。
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